2010年04月16日
4月15日の晩ごはん

野菜棚を覗いていると、しゅうもひょっこり棚を覗き「あら、長ネギとおナス、そろそと食べないと駄目よ。」と言った。
確かに、先週からいらっしゃるナス2本・・・冷凍庫に鶏肉があるから煮物にしようかな。
「煮るなら、揚げ浸しになさいな。油とおナスって美味しいのよ。とろとろなのよ。」
・ナスと鶏肉の揚げ浸し
だし汁・醤油・酒を小さな土鍋に入れて、斜め切りにした長ネギも加えるて中火にかけ一度沸かせる。
ナスは軽く洗ってヘタを取り、縦半分に切る。そして皮側を(さくさくと軽快な音をたてて)5mm間隔の切り込みを入れる.
小さなフライパンにオリーブ油を底が隠れるまでひき、ナスを揚げる。
私の後ろからしゅうの大きい声が飛んでくる。
「弱火でね、じっくりやるのよ。いじらないで、くったりするまで、邪魔しないのよ。」
冷蔵庫の上(又は、電子レンジの扉の前)に鎮座して、指示を出してくれる。
解凍してきた鶏肉を一口大のそぎ切りにして、酒・塩・ショウガでもむ。
静かになってきたナスの油をきり、土鍋のつけ汁へ。空いたフライパンで皮面から鶏肉をじっくり揚げる。
しゅうに「鶏肉はパリっとね、小麦粉をつけてパリっとさせるのよ。」と言われたけど小麦粉も片栗粉も無かった。
そのことをしゅうに言うと「あら、あらあらあら」と首をすくめ「仕方ないわね」と言いながら顔を洗っていた。
両面きつね色になった鶏肉をあたたかなつけ汁の中へ。
・カボチャサラダ
味をしみ込ませている間に、レンジでほくほくにしたカボチャを潰し、粉胡椒・マヨネーズを混ぜ合わせ、いちょう切りの人参・輪切りにして塩揉みしたキュウリも混ぜて器に盛る。
・新タマと新ジャガのみそ汁
乱切りにしたジャガイモを水から沸かし、くし切りのタマネギを投入。
再度沸いた所で火を止め、おたま1/4につっかける程度のみそを溶かして鍋ごとコンロ脇で待機。
・鶏の照り焼き
「あの人、ご飯を口一杯にして食べるじゃない、揚げ浸しじゃ役不足でしょ、甘辛いものとか、いいんじゃないかしらね。」
sigeからの帰るよコールを合図に解凍した鶏肉を皮から中火で焼く。油がはねるから、蓋しちゃお。
醤油・酒・砂糖と多めのみりんを合わせておいて、両面焼けるまで待機。鶏肉って時間かるよね。
両面こんがりしたところでsigeが帰ってきた!
しゅうとおこげがお出迎えに専念している好きに、合わせダレに砂糖を追加。しゅうにおこられるからこっそり追加。(甘め好き)
たれが煮詰まる間に他のおかずをテーブルへ運び、さめないうちに照り焼きもテーブルへ。
茄子が驚く程とろけていた。
吸った汁が噛むごとにじゅーっと溢れ出して、茄子の香りと塩気が箸を進ませた。
日本酒のみたーい。薄味のおつまみ味だな〜。
食後のんびりしていたら、照りタレをおこげに舐められた。

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